これまでの日本人にない、規格外のスプレー
現在ゴールドコーストで行われている、ワールドサーフリーグCSシリーズ ”boost mobile pro” が明日ファイナル・デイということなので、自分が観れた範囲内で印象に残った選手やライディングをここに書き記したいと思います。
その前に気になる日本人の結果はと言いますと、残念ながら昨日全員敗退してしまいました。
昨日は、うねりの向きがハマってなかったのだと思いますが、ロングライディングできる波が少なく波のチョイスが非常に難しそうに見えました。
脇田サラと野中美波のヒート(二人は同じヒート)を観ることが出来たのですが、サラは前半に8ポイントという高得点を叩き出したのにも関わらず最後はバックアップをそろえる事ができずに負けてしまいました。
必用なポイントは3点後半だったので、歯がゆかったです。
同ヒートには日本人ハーフのベティールー・サクラ・ジョンソンがクレジットされておりました。
彼女は、先週まではツアー選手にクオリファイしていて将来のワールドチャンプと期待されてるモンスターであります。
僕自身もすごい尊敬しているサーファーではありますが、脇田サラ、野中美波共にベティールーにサーフィン負けてなかったと思う。
ロケーションが変われば話は変わってくると思うけど、昨日のスナッパーに関しては負けてないなって思った。
サラの負け方は本人が一番悔しいだろうけど、波さえ乗れれば二人共負けないですね。
てな感じで、印象に残った選手&ライディングを書いていきます。
どっからいこう。。
一番書きたいところからいこう。
コナー・コフィン。
先日のマーガレット・リバーでツアー脱落をしてしまい、またQSからやり直しになりました。
昨日の8.5ポイントのライディング
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久しぶりにコナーの美しいライディングを観た気がしました。
元々はコナーのサーフィンは好きだったのだけれど、ここ数年は何か”力み”を感じるというか何か僕の好きなライディングと違ったんですよね。
でも、このライディングの三発目のカーブが今も頭に残ってます。
これが、カリフォルニアスタイルのコナーだよなって感じです。
久々にコナーのサーフィンで自分が好きな部分が見れて嬉しかったです。
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モロッコのラムジ。
僕が勝手に手掛けた東京オリンピック実況解説インスタライブで、”破壊王”と紹介させて頂いたラムジ。
今回は波が良いから余計にパワーを炸裂しています。
めちゃめちゃ上手い。
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日本の稲葉レオ。
彼の1回戦を観れたのですが、
パワーサーフィンは世界レベルだと思います。
誰も言ってないと思うから言いたいと思うが
これまでの日本人にない、規格外のスプレー。
スプレーの大きさは日本史上現在1位で、ここに偽りはないと思う。
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イマイカラニとマイケル・ロドリゲス
フロントサイダーの選手でここまで来るとまたレベルが違う。
爆発力からブローテール、エアーの完成度、それと一番言いたいのは適格性が凄い。
パワースポットからパワースポットを完璧に繋げてくるし、尚且そのパワースポットでリップのタイミングをドンピシャで当ててくる。
イマイカラニ
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マイケル・ロドリゲス
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まだ何人かいるのですが、キリが無くなっちゃうのでこの辺にさせて頂きます。
後言いたいことは、今回はバレル(チューブライディング)のポイントがすごく高い。
もちろんバレルは最高だし、究極のライディングとも言えるけど、やってる側からしたらそんな難しいバレルを抜けてる訳じゃないし
そこまで点付けちゃうとマニューバーで凄いことやってる人が。。。って思ってしまいます。
今ここまでのリザルトを観て思ったことは、友人のバスコ・リベイロを応援しようと思いました!
彼に是非優勝して欲しい。
田中英義