スカッシュとラウンドテールの違いpart1
先日、新しいサーフボードを2本ゲットしました!
もちろんブランドはチャネルアイランズさんで、モデルは”FEVER”というモデルです。
元ワールドツアーサーファーで現在も現役アメリカ選手『パット・ガダスカス』がプロデュースしたFEVER。
小波ビーチブレイクからハワイの力強い頭半オーバーの波でも使用できるというコンセプトで、誰もが1本は欲しいとも言える”オールラウンドサーフボード”の一つであります。
僕自身、試合でどんな状況でも安定して使えるボードを持っておきたくてオーダーしました。
試合用となると少しだけサイズを変えて必ず2本オーダーします。
理由は、試合中にサーフボードが折れてしまった場合、用意するバックアップボードも同じモデルの方が乗り換えた時すぐに身体に馴染むからです。
今回は2本とも全く同じディメンションにして、1本はスカッシュ、もう1本はラウンドにしてテールの形状だけを変えて作ってもらいました。
そしてこの月曜日に2本とも初卸してきました!
全く同じディメンション&同じモデルで、”テールの形状だけ”を変えるとそこに違いはあるのか?
それを試してきました。
撮影もしたので詳しいことは明日アップされる僕のYouTubeでご確認して頂きたいと思いますが、
結論から言いますと違いがあります。
僕の感覚でもそうでしたが、自分で波乗りを見てもそう思いました。
波の高さは頭半近くあり、海の流れも強く波の面も固く
ターンしづらいと思える瞬間があるような状況の中で
綺麗に乗れたのはテールがラウンドの方でした。
自分自身に対してもメモしておきたいことを書いておきます。
波:セット頭半で惚れ気味でパワーがある。流れも強い。波の面が固い。
↑このようなコンディションの場合
・ラウンドテールの方が良い。
・スカッシュと比べてサーフボードがガタガタとバタつく瞬間が少ない。
・サーフィンのラインが一つの線を作るかのように、動きがなめらか。
・固い波面でもレールが入れやすい
・フォームボールがあってもバランスを保ちやすく前に出てくれる。
こんな比格差を感じました。
これがもしセット頭くらいになるとまた乗り味は変わってきます。
そして、波とその人のサーフィンスタイルによってもその温度差は異なると僕は思っているので、ここに書いたことは答えではなく僕の感じていること&思っていることです。
わかりやすく言うと、同じ海の状況だったとしてもスカッシュの方が良いと言う人もいると言うことです。
僕の主観では、もう少し波がサイズダウンすればスカッシュの方が良いんじゃないかと思ってます。
動画内でも言っておりますが、サイズダウンした時も比較動画を撮りたいと思ってます。
とりあえず今日はこんなところで
昨日の1本
昨日の1本。w (今日の1本ではないという)
この動画は、野中美波プロのお父様が撮影して送って下さいました〜!
本当に感謝でございます!
このボードはまさにFEVERのラウンドテールです。明日のYouTubeでこのボードに乗っておりますので、一つの参考材料になればと思います!
明日は日曜日ですね!お天気はあいにく雨のようですが、皆様良い休日を過ごされて下さい!
田中英義